Brugada’s World

ブルガダ症候群のオッサンがくりひろげるお気楽ホームページ
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Brugada syndrome

心臓病? 遺伝子病? 謎なんです・・・

ブルガダ症候群と言うとすぐさま思い浮かべるのは「ポックリ病」ですね。 これも寝ている間に知らぬ間に亡くなっていたなんて昔からよく聞く病気だと思います。今、思い起こせばこれも心臓突然死する可能性の高いブルガダ症候群だったのかも知れない・・・。

では、医学的にこの病名がつけられたのはなんと1992年にベルギーのブルガダ博士が発表され命名となっています。(この病気の研究者でブルガダ先生は数人いらっしゃるようですが・・・)
臨床的には右側胸部誘導でST上昇(心電図の波形でS波からT波への上昇部分)に特徴でcoved型(凸型)が主としてブルガダ症候群として認められる第一段階の発見パターンではないだろうか。数年前まではある種の病状であまり危険な不整脈でなかった事から発見がされなかったようだが近年この病気が次々と認められるに事により発見が数多くなっているようだ。
いずれにしても発表が1992年なのだからまだ10数年しか研究されていなかったのだからいたしかたがないがその間、遺伝子(Naチャネルαサブユニット遺伝子/コードSCN5A)にも関係するとかですがこの辺りはもう既に医療の域になるので記述は控えます。

私自身は有症候性のブルガダ症候群(不整脈が自然発症)なので有無を言わずICDの植え込みをしましたが前述にもあるように検診で心電図をとった際にブルガダ波形が発見されて電気生理学検査の誘発検査(Naチャネル遮断薬・・・数種類あります)でVf(心室細動)を発症すると家族に心臓病の人がいるかとか、心臓突然死した人はいないかとか聞かれてICDの植え込みの検討に入るようです。  

医学的にまだまだ奥が深いですが少しずつ情報をアップしていきますのでよろしくお願いします。

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